2009年11月24日
疑問
最近の流行りで、「ケイムラ」というのがあるけど・・
紫外線反射作用があるというのは分かっているんだけど
イカや魚にはどんな風に見えてるんだろう?
疑問に思ったきっかけは・・・
紫外線反射作用があるというのは分かっているんだけど
イカや魚にはどんな風に見えてるんだろう?
疑問に思ったきっかけは・・・
最近、同僚の結婚式に行った時のこと、
テーブルの刺身を頬張っている時、たまたま余興の演出で会場が暗くなってブラックライトでてらされた時
イカ刺し(セイイカだはず)とマグロ
マダイの刺身(皮付き)
(手前の発色しているのは白のワイシャツの袖ね)
光ってない?!
もしくは、逆に色が吸収されている(゜_゜)?
ケイムラの効用として、紫外線反射による水中視認性UPだと思っていたんだけど、
実際の魚体(刺身)で反射しないのはなぜ?と疑問が出てきた。
今の話・・・
突っ込みどころ満載なんだけど(笑)
1、ブラックライトとは
2、ケイムラとは
3、生きている魚の場合どうなのか
そのうちの1と2はネットで一応調べてみた。
ブラックライトの場合
光化学作用と蛍光作用の強い315nm~400nmの波長域(UV-A)を放射するランプです。
可視光線を吸収し、この波長域の紫外線を効率よく透過する濃青色のフィルターガラスと、紫外線360nm付近に発光スペクトルのピークをもつ蛍光体を使用しています。
参考:http://www.illumia-collection.com/blacklight/blacklight.htm
ケイムラは
「ケイムラ」とは、一言でいうと上述した「蛍光色」の仲間であり、紫外線を可視光線に変換し青白く発光する特殊蛍光体であります。
最大波長は470nmであり、これは青色の領域を表します。よって弊社の「ケイムラ」は“紫外線の作用により青白く発光する”ということができます。
紫外線の作用で青白く発光することによってどんな利点があるのでしょうか?
先に述べたとおり普通色は可視光線、「ケイムラ」は紫外線の作用で発光します。紫外線は可視光線と比べ、水中を透過しやすい性質を持っております(※波長によって変わります)。可視光線は下図のとおり赤色から順に水に吸収されていき、水深が深くなるにつれ普通色は発色しにくくなっていきます。逆に水に吸収されにくい紫外線は、発光物体まで届きやすいので水中での発色がしやすくなるメリットがあります。
もう一つの理由として、青白く発色することでより広範囲にアピールができる点があります。上図は水中での可視光線の吸収比較を表しておりますので、水中で発色した物体の水中での光の吸収比較をも表します。水中で発色した赤色の波長はすぐに水中で吸収されてしまい遠くの魚へアピールしにくくなります。逆に青色は最も吸収されにくい色なのでより遠くの魚にアピールをすることが出来ます。青色が水中で吸収されにくい説明として「海が青く見える理由」があげられます。これは太陽から照射された可視光線が水中に入り、青色が吸収されずに大気中に反射された結果、海が青く見えているからなのです。また、プランクトンなどの水中生物が青色に発色するものが多いことから、魚種によっては非常に誘引効果があるともいわれており、青色は非常に魅力的なカラーなのかも知れません。
参考:TOHOのHP
要は、ブラックライトの照らしている領域と
ケイムラが発色している領域は違うので・・・
自分が疑問に思った点は、少し的外れだったはず・・・^_^;
でも、3の検証はしていない・・・
生きている魚の粘膜やウロコに、紫外線(ブラックライト)が照射された場合、どんな発色になるんだろう?
ブラックライトをお持ちの方!
ぜひ試してくだされ。
テーブルの刺身を頬張っている時、たまたま余興の演出で会場が暗くなってブラックライトでてらされた時
イカ刺し(セイイカだはず)とマグロ
マダイの刺身(皮付き)
(手前の発色しているのは白のワイシャツの袖ね)
光ってない?!
もしくは、逆に色が吸収されている(゜_゜)?
ケイムラの効用として、紫外線反射による水中視認性UPだと思っていたんだけど、
実際の魚体(刺身)で反射しないのはなぜ?と疑問が出てきた。
今の話・・・
突っ込みどころ満載なんだけど(笑)
1、ブラックライトとは
2、ケイムラとは
3、生きている魚の場合どうなのか
そのうちの1と2はネットで一応調べてみた。
ブラックライトの場合
光化学作用と蛍光作用の強い315nm~400nmの波長域(UV-A)を放射するランプです。
可視光線を吸収し、この波長域の紫外線を効率よく透過する濃青色のフィルターガラスと、紫外線360nm付近に発光スペクトルのピークをもつ蛍光体を使用しています。
参考:http://www.illumia-collection.com/blacklight/blacklight.htm
ケイムラは
「ケイムラ」とは、一言でいうと上述した「蛍光色」の仲間であり、紫外線を可視光線に変換し青白く発光する特殊蛍光体であります。
最大波長は470nmであり、これは青色の領域を表します。よって弊社の「ケイムラ」は“紫外線の作用により青白く発光する”ということができます。
紫外線の作用で青白く発光することによってどんな利点があるのでしょうか?
先に述べたとおり普通色は可視光線、「ケイムラ」は紫外線の作用で発光します。紫外線は可視光線と比べ、水中を透過しやすい性質を持っております(※波長によって変わります)。可視光線は下図のとおり赤色から順に水に吸収されていき、水深が深くなるにつれ普通色は発色しにくくなっていきます。逆に水に吸収されにくい紫外線は、発光物体まで届きやすいので水中での発色がしやすくなるメリットがあります。
もう一つの理由として、青白く発色することでより広範囲にアピールができる点があります。上図は水中での可視光線の吸収比較を表しておりますので、水中で発色した物体の水中での光の吸収比較をも表します。水中で発色した赤色の波長はすぐに水中で吸収されてしまい遠くの魚へアピールしにくくなります。逆に青色は最も吸収されにくい色なのでより遠くの魚にアピールをすることが出来ます。青色が水中で吸収されにくい説明として「海が青く見える理由」があげられます。これは太陽から照射された可視光線が水中に入り、青色が吸収されずに大気中に反射された結果、海が青く見えているからなのです。また、プランクトンなどの水中生物が青色に発色するものが多いことから、魚種によっては非常に誘引効果があるともいわれており、青色は非常に魅力的なカラーなのかも知れません。
参考:TOHOのHP
要は、ブラックライトの照らしている領域と
ケイムラが発色している領域は違うので・・・
自分が疑問に思った点は、少し的外れだったはず・・・^_^;
でも、3の検証はしていない・・・
生きている魚の粘膜やウロコに、紫外線(ブラックライト)が照射された場合、どんな発色になるんだろう?
ブラックライトをお持ちの方!
ぜひ試してくだされ。
Posted by ユタ at 11:00│Comments(2)
│釣り
この記事へのコメント
死んだのはむり
釣りたてのカツオやマグロは青紫っぽく光るよ。あれだと思ってる。死ぬと見えなくなるんだ
釣りたてのカツオやマグロは青紫っぽく光るよ。あれだと思ってる。死ぬと見えなくなるんだ
Posted by タカ at 2009年11月24日 22:12
タカさん))
あれとは?
やっぱり活きている個体だと反射するのですか
(^0_0^)フムフム
あれとは?
やっぱり活きている個体だと反射するのですか
(^0_0^)フムフム
Posted by ユタ at 2009年11月29日 11:48